活動ブログ
2018年6月2日
INFP, ISTP, 親子関係
本当の意味で、自分を客観視することの大切さとは
こんにちは。ESFPの大森です。
前回までは、引きこもりや不登校という難しい問題を乗り越えた、ISTPとINFPの親子関係についてのインタビューの第1回目をお届けしました。
第2回目の今回は、タイプを受けて何度か勉強してみたものの、それでも娘さんを”完全には理解できなかった”という苦しい時期に焦点を当ててお話をお伺いしました。
第1回目:まさか、うちの娘が不登校に?
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ー前回、お部屋に引きこもってしまう状態から脱却したところまでお伺いしましたよね。その後の娘さんの様子はいかがでしたか?
お部屋から出てきてくれるようになって、親子関係はだいぶ改善したように思います。
久々に娘の笑顔を見ることもできてとても安心しましたね。
ー本当に良かったです。娘さんがお部屋から出てきてくれた理由として、お母さんのどんな行動が効果的だったと思いますか?
そうですね、まずは無理せずドアの向こう側からの筆談を初めたことでしょうか。娘の状況を理解する為に、自分がセミナーで勉強していることも伝えました。 引きこもりの子供に良くないと言われる言動も改めましたし…。
こちらから歩み寄りの姿勢を見せたのが、良かったのかもしれません。
ー素晴らしいです!そしてその後、タイプと出会うんですよね?
はい。私のお友達から紹介されて、興味を持ちまして。
驚いたことに、娘にタイプの話をしたら興味を持ったらしく、彼女も受けてみたいと言ってくれたんです。
なので、私が個人で受けた後、娘と2人でセッションを受けました。
ーお2人で受けて、何か気付きなどはありましたか。
Neセッションを受けた時のことなんですけど、窓の外の景色を見て、お互いが何を見ているか発表したことがあったんです。
私は「雲があって、高い建物があって、この広い道は都心の東京駅の方に行く道ね」なんて現実的なことを話していたのですが、娘は夕焼け雲を見て「あの雲の向こうに、別の世界がある」って発言して。
同じものを見てもこうも反応が違うんだ!という気づきを経て、今まで娘の発言が理解できなかった自分についても納得することができました。
娘も、NeとSeの違いは分かったみたいで。ただそれからが難しかったんです。
ー具体的には何が難しかったんですか?
初めは自分をESFPというタイプだと思ってタイプセッションを受けていたんです。
今思えば、娘とのぶつかり合いを経て感情の揺れが普段より多くなっており
いつもの自分と違う状態でセッションを受けていたので、自分のことを思考
タイプではなく、感情タイプだと勘違いしてしまったんです。
なので、ESFPの2番目の機能であり、娘(INFP)の1番大切にしている価値観(主機能・Fi )の勉強会を3回受けても全く理解ができず…。
腑に落ちない、と言いますか。
はるみさんには「INFPの娘さんとの関係では、お母さんが娘さんの1番大切にしている価値観知ってあげて欲しい」と言われていたのですが、どうしてもそのことが理解できなくて。
それで、すごく苦しくなってしまったんです。
娘のことをわかってあげたいのに理解できない自分に対して、もどかしさがずっとありました。
ーたしかにISTPの方にとってFiは、8番目で理解が難しいですもんね。
その葛藤のせいでか冷静になれず、勉強会に参加しても思うように内容を理解をすることができず(Tiが上手く使えていない状態)タイプの勉強はお休みしていたんです。
ただ娘の方は、スクールカウンセラーの方の助けを通じて月2回、学校に1人で行けるようになりました。
ただ、相変わらず授業は受けられずにいましたし、進路を決める時期も迫ってきていたんです。
どうしても彼女の進路(Te)を決めてあげたくて、「まずそこを決めないと何も始まらない!」と不安に思ってしまい、ますます冷静ではなくなっていました。そこで、彼女を本当の意味で理解するのが遅れてしまったのかもしれません。
はるみさんコメント
私から見て、娘さんの自己理解はすごく早かったように思います。4文字タイプセッションでも迷いなく自分のタイプを答えていたし、自分の強み(主機能)の勉強会はすぐに内容を理解出来ていました。その後、勉強会で習ったこともすぐに行動に移していました。
その彼女の理解の早さが、自身の問題解決に繋がったのかもしれませんね。
相手を理解することは、自分のタイプを知ることから始まります。まずは自分はどのタイプなのかをタイプLABのトレーナーとの対話を通して診断してみましょう!