川崎市立住吉中学校でPTA講座を開催しました

「あ、そうだったのか…！」

会場のあちこちから、そんな納得の声が聞こえてくるような素晴らしい時間でした。

川崎市立住吉中学校にてPTA講座を開催させていただきました。

今回は保護者の方と先生方が、同じテーブルで「自分と他者の違い」について学び合いました。

実は今回のテーマである「16タイプ診断」、今子どもたちの間でも大変なトレンドになっています。

会場でも「子どもから話を聞いていて、気になっていたんです」という保護者の方がとても多く、スタート前から皆さんの関心の高さを肌で感じました。

講座では、座学だけでなくアクティビティを多めに実施しました。

最初は「自分はどのタイプだろう？」と迷っていた方も、周りの人と話し、笑い合ううちに、少しずつ自分自身の輪郭がはっきりしていきます。

私がこの講座をしていて一番嬉しい瞬間。それは、参加者の方の理解が深まる時です。

自分という人間を深く理解できたとき、ふと過去の記憶が蘇ることがあります。

「どうしてあの時、友人はあの行動をしていたのか」

「なぜ家族のあの言葉に傷ついたのか」

その理由が理論として腑に落ちたとき、過去の出来事の“謎”が解け、皆さんの顔が晴れやかに輝き出しました。それはまるで、絡まった糸がほどけていくような温かい光景でした。

講座の最後、校長先生が仰った言葉がとても印象的でした。

「人との信頼関係を築く、こんなに具体的で楽しいやり方があるとは知らなかった。もっと早く知りたかったですね」

大人になってからでも、遅くはありません。

「もっと早く知りたかった」という言葉は、「知れてよかった」という希望の言葉でもあります。

住吉中学校の皆様、素敵な時間をありがとうございました！

文:ESTJみき