活動ブログ
2024年4月8日
ESTP, コラム, 心理機能
ESTPタイプ成長ストーリー ~自分を知ることで成長の価値を感じるようになりました~
こんにちは。ESTPななえです。タイプとの出会いは7年前になります。
7年間、ずっと自分はESTPタイプでいいのか迷っていましたが、先日のType in Tokyo国際イベントで全16タイプの方々と実際に会ったことで自分はESTPタイプだと確信できるようになったため、今回筆をとらせていただきました。
「成長」と聞いた時のイメージは人それぞれだと思いますが、タイプLABに出会った頃のわたしにとって「成長は特に必要ないもの」でした。
その理由は、それまでの人生の中でいろいろ辛い経験を乗り越えてきて「自分は人と違うんだ。自分は自分、人は人。」という生き方が定着していたからです。特に自分に自信がないわけでもなく、それなりに自分の生きたい生き方ができていると思っていました。
人を16タイプに分類するということ自体についても、むしろ、「人を決めつける」怖さを感じていたくらいでした。そのため、自分をESTPタイプだと自覚することにも躊躇していたのだと思います。
そんなわたしが、なぜ、タイプLABを続けてきたかというと、実は色々な理由があります。
色々な人のタイプを知ることには興味があったから
親との仲が悪く、その関係改善のヒントがある気がしたから
ライターとしてタイプLABの記事を書いているときに「継続は力なり」という話に納得したから
ある日、継続して受け続けているママの自己理解コースの中でトレーナーのてるみさんに言われて気づいたことがありました。
それは、わたしは人に対しては「考える機能(Ti)」を使うのに、自分に対してはあまり使っていない、ということでした。
確かに言われてみると、自分の行動が自分で説明できないことがあることに気づきました。
何か人間関係で問題が発生すると、わたしはいつも「相手はこんなタイプだからこんなことをするんだな」と自分の中で「相手」のことを考えて納得して心を落ち着かせていたのですが、「なぜ、自分はその事象に怒るのか?」を自分自身で振り返って深く考えていないことに気づいたのです。
そこから、わたしはママの自己理解コースで意識して「自分」のことを「考える」ようになりました。
自分の中で考えると堂々巡りになってしまったり、自分の感情の原因がわからなかったりしたので、ママの自己理解コースではトレーナーの千尋さんや洋美さん、他の参加者の方々の話をよく聞いて自分との考え方や感じ方の違いをよく見てみることにしました。
そうしていくと、徐々に、心理機能の中でも自分が人に比べて得意な機能と苦手な機能があることが、自分で意識できるようになっていきました。
何か新しいことをはじめたり、新しい人と会ったりしたときに、なかなか自分が上手くできなくて悩むことが、自分の苦手な心理機能によるものであると意識でき、もっとそこを意識してやらないといけない、という前向きな気持ちになる自分も発見していました。
それまでは無意識にやることを避けていたり、やる必要ないと思っていたことも、「苦手だから、もう少し強く意識して行動しよう」になる。
人から「これ弱いよね」と指摘を受けても、「そうなんですよね、自分でも直さなきゃと思ってます」と素直になれる。
これは、自分にとっては大きな変化だったと思います。
これまでは、「自分が考えたことが、自分にとっては、一番正しい(自分の意見を人に押し付けはしないけど、人からとやかく言われるのは嫌)」だったのが、「自分の考え方もあれば、人の考え方もある。自分には強みもあれば弱みもある。お互いの考え方を尊重して一緒にできる方法を考えよう」になっていく感覚です。
ESTPの心理機能はこの順番で表されますが
この一つ一つがわかるようになると、自分が昔から人間関係で上手くいかなかったことの理由が、自分で説明がつくように思うのです。
Se(現実を見る、反応する、楽しむ)が主機能で人の話を聞いたらすぐに自分の考えで反応してしまうから、人(特に母や家族)からは「すぐに反発するから何も言いたくなくなる」と言われるんだ・・・
Fi(自分の価値観や気持ちを大切にする)が低いから、徐々に上昇する自分の怒りの気持ちに気づいていなくて急に爆発してしまうんだ・・・
などなど。。自分で自分の行動が納得できるようになると、それをもう少し自分で制御してコントロールしてみようという意欲がわいてきます。
例えば、「すぐに反応せずにまずは聞いてみることに集中しよう」とか「気持ちをもう少し小出しで表現するようにしよう」などです(すぐには出来ないことも多々ですが・・)。
こうやって自分のことを「考える(Ti)」ことができるようになって、わたしは確かに「成長」したかなと。
これまで成長は自分には必要ないと思っていましたが、成長してみて、確かに成長が必要だったとわかりました。
経験することが重要なESTPとしては、成長は自分で経験してみないとわからないのですが(笑)、確かに成長していることを感じることができて、成長の価値を感じるようになったのです。
次は自分の「実行する、管理する(Te)」を鍛えたいと思っています!
投稿者:大谷 奈々恵(ESTP)