活動ブログ
2024年3月3日
ISTJ, ENTP, コラム
完璧を追求するISTJママたち〜納得いく人生を送るには〜
ある日の午前中、東京の喫茶店で外を見ました。
完璧なスーツを着た完璧なお父さんと、100%完璧なヘアスタイルとドレスの完璧なお母さんが、100%完璧なヘアスタイルとドレスの完璧な小さな娘さんの手を握っていました。
東京のあちこちで見かける光景です。完璧でなければならないというプレッシャーがあります。
そして、おそらくその先頭を走っているのがISTJのお母さんだと思われます。
ISTJのお母さんはたくさんいらっしゃると思いますし、少なくともISTJのふりをしている方もいらっしゃるかもしれません。
私は「日本の幼稚園ママ16タイプ」を書きましたが、その中でISTJのお母さんについてこう書きました。
ー完璧なお母さん(ISTJ)ー
完璧に身だしなみを整え、そのお子さんもいつも完璧に身だしなみを整えています。日本の幼稚園から期待されているすべての任務と責任を完璧に遂行するために、極端な努力を惜しみません。日本のお母さんの基準に合わないお母さんに対しては、批判的な態度をとることもあるそうです。
日曜日、私はタイプLABのタイプトレーナーISTJ明子さんが開催する第12回ISTJ会を覗いてみました。
ISTJとして自分のお子さんを持つ明子さんは、完璧なお母さんであろうとするあまり、とても大変な時期を経験しました。
「二人目を産んだばかりで疲れていたのに、家事も育児も教育も自分がやらなければいけないと思い、その過程で息子に厳しくしてしまいました。」 と彼女は語ります。
彼女は、ISTJのお母さんに育てられたタイプLABの人々の話を聞き、その方たちが非常に自己評価が低く、実のお母さんとのコミュニケーションも難しいことを目の当たりにしました。
多くのISTJのお母さんは、自分に課す基準がとても高いことがわかりました。そして、自分が到達できないこの基準のために、自分を責め、また子供を責めていることもわかりました。
そのため明子さんは、ISTJのお母さんたちが自分を理解し、リラックスして自身に課す高い完璧な基準から解放されることを学ぶ手助けをしたいと考えました。
ISTJのお母さんたちは2、3ヶ月に一度集まり、さまざまなテーマで話をしています。
今日は特別ゲストとしてENTPのあかねさんが参加されており、ISTJのお母さんたちにキッチンの写真を見せていらっしゃいました。
12回のISTJママセッションを終えての明子さんの学び: 自己認識には、自分自身に正直であることと、自分自身を振り返ることが必要です。
日本の多くのISTJのお母さんは、自分に満足していないにもかかわらず、その現実から逃れるために日々の家事や仕事に追われています。
ISTJタイプは、知識やスキルの習得には熱心ですが、自分の気持ちに目を向けない傾向があります。定期的に自分の気持ちを振り返ることで、本当の学びが生まれると思います。
ISTJタイプのお母さんには、自分自身を振り返るスキルを教えていき、それができれば必ず成長できると信じています。
ISTJタイプのお母さんが納得のいく人生を送れるよう、価値ある場を作っていきたいと思います。
ライター:権藤晴美