活動ブログ
2022年5月2日
コラム, ESFP
【ESFPタイプインタビュー】わたしたちがタイプLABを続けている理由
今回はESFPタイプのえりさん、みかさんのインタビュー記事です。お二人はタイプLABに出会ってどちらも6年になるそうです。今回はなぜお二人がタイプ論を学び続け、自分に向き合い続けているのかについてお伺いしました。
[インタビューするESFPタイプのお二人のご紹介]
タイプ歴6年。タイプLABに出会ったのは、1人目出産後ママ友に誘ってもらって4文字を受けたのがきっかけ。タイプを学んで自分の感情に振り回される事が減っていき、どこに自分の強化ポイントがあるのかを知る。タイプLAB役員。ワーキングマザー交流会の運営なども積極的に活動中。
タイプ歴6年。育児に悩んでいる時に、幼稚園のママ友に紹介され、タイプ集まりに参加した事がきっかけ。自分の「ふつう」と相手の大切にする「ふつう」を客観的に知り、意識して行動化していく事で社会の中で生きやすくなると体感する。 現在は、職場の人材育成にタイプ論を応用しつつ、16タイプトレーナーとして活動中。
---えりさん、みかさん、こんにちは!お二人はタイプLABでの活動を6年も続けているんですね。継続することは時に難しいこともあると思いますが、なぜ、お二人はタイプ論を学び続けているのか、その理由を伺ってもよろしいでしょうか。
みかさん:わたしの場合は、タイプ論はみんなが知っておいた方がいいというビジョンが見えるからです。
例えば、わたしは社内で人材育成も担当していて、人間関係の相談を受けるときがあるのですが、共感するだけでなく、きちんと解決することにベクトルを向けて「考える」ことで、問題が解決に向かうことを経験しました。共感ばかりしていると、結局同じことの繰り返しで、その人の置かれている状況は変えてあげられないことに気づいたんです。
---問題が解決した後でも、「タイプ論のことはわかったから終わり!」とならないのはなぜでしょうか?
みかさん:「自分が痛いところを内省し続け、落ち込むのではなく今の状態を客観的に考える。そうすると状況を改善するためにとるべき行動がとれるようになり、自分も成長する」という流れをルーティンとしてやっていくことが大事だと気づいたので、タイプを学ぶことを続けてます。続ける方が自分にとっていいと思っているからですね。
---みかさんは、続けることが自分のためになると思っているからなんですね。えりさんは、どうですか?タイプLABでの活動を続けているのは、なぜでしょうか?
えりさん:なぜかと言われたら、「気持ちの理由」なら簡単にわかります。わたしがタイプLABにいるのは、はるみさんが好きだから、という理由です。
ただ、気持ちだけで続けていると、相手にも自分のことを考えてほしい、気にしてほしいという気持ちが出てきてしまって、逆に、自分のことを気にしてくれないと裏切られたような気持ちになることもありました。
晴美さん:その好きの気持ちだけを感じると、「この人を大切にしないと離れてしまう」という責任を感じてしまうのよね。だから、成長のための忠告も傷つけてしまうから言わない方がいいのかなと思ってしまうの。
えりさん:これ、恥ずかしくて言いたくないのですが、弱みを指摘しないでほしいってどこかで思っているところはあります。「好きな気持ち」のバトンを渡して、責任を渡しているのかなと。それって自分を大切にしてねって言ってることなので、直接は恥ずかしくて言えないけれど。。
晴美さん:指摘しないでほしいという気持ちを聞いたら、えりさんのピュアな気持ちに感じれるから、なるほどねって納得します。「好き」の気持ちだけを渡されると、ズルいって思っちゃうけど。
えりさん:あとは、わたしがはるみさんを好きな理由は誘ってくれるからです。わたしが楽しいことばかりに行ってしまうときに、タイプLABのセッションに誘ってくれると教育してくれる感じがするので。最近、「もう、ずっとは誘わないよ」って言われましたけど(笑)。
晴美さん:わたしが人をタイプLABの集まりに誘うのは、その人にはまだ成長の余地があると思うからなのよね。誘うのは申し訳ないと思ってるけど、勇気を出して誘っているの。
みかさん:そのはるみさんの気持ち、感じます。誘われたときは、何かわたしに足りないことがあって、まだ成長のチャンスがあるんだって思ってます。わたしも、すぐに楽しいところに向かってしまうので、はるみさんの母親的な愛で誘ってもらえるからこそ、続けられてるっていうのは確かにありますね。
えりさん:わたしも誘われると恥ずかしくなります。まだわたし成長してないことがあるんだって思って。
---えりさんがタイプLABで学び続けている理由は、好きな人から誘ってもらえるから嬉しいという気持ちがあるんですね!そうやって続けている中で、どんな学びがありましたか?
えりさん:わたしは「考えること(内向的思考、Ti)」が今まで好きではなくて、「どうして?」「なぜそう思う?」などの質問を受けると、尋問されているみたいで嫌でした。
でもタイプLABで客観的に考えることは攻撃ではなくて問題解決のために大切なことなのだと気づいたことは大きな学びポイントだったと思います。
晴美さん:自分に向き合って自分の弱さに気づいたとき、人は傷つくの。でも、傷ついたときに、相手を責めたり、自分を責めて落ち込んだりするのではなくて、自分が傷ついたことに「気づく」ことが大切なのよね。
自分が傷ついたことに気づくことができれば、そこから傷つくパターンが見えてきて、解決策も見えてくる。だから、気づいたほうが、早く問題解決します。
みかさん:わたしは楽しむことを大切にするタイプで、これまでは、楽しくない辛いことは不要で、避けて通ればいいと思っている節がありました。
でも、タイプを学ぶことで、失敗は悪いことではないと気づきました。失敗を失敗で終わらせるのではなく、きちんと向き合って改善する力をつけることができれば、失敗は自分をレベルアップしていくチャンスなのだと思えるようになりました。
晴美さん:みかさんは、いつもきちんと自分を見つめ続けている感じがして、それがすごいと思っています。
みかさん:わたしは何年もタイプLABの集まりに参加していない期間があったんですが、自分の中では離れている感覚はなかったんですよ。普段の生活の中でも常にタイプのことを考えていて。
でもそれ以外の楽しいこともいっぱいあって、そっちに行ってしまうんですけど、また戻るという感覚もありました。なので、努力して続けているという感覚は、実はあまりないんです。
えりさん:わたしも結構長い期間活動していなくても、続けている感覚があります。ESFPの人でタイプLABの活動を続けていないように見える人も、実は、心はまだここにいるのかもしれないですね!来ていないだけで、気持ちは続いているのかも。
---お二人とも努力して続けているというよりは、自然と続いている感じなんですね。常に学び続けている姿勢を尊敬します!最後によければ、はるみさんにも伺わせてください。タイプLABにとってESFPの方はどんな存在ですか?
晴美さん:ESFPの方がいると場が本当に楽しい雰囲気に変わるのがすごいと思います。そして、ESFPの方は人の気持ちを和ませるのがとっても上手。
例えていえば、白鳥みたいな存在で、周りの人の心をポカポカにするパワーを持っていると思います。
あと、ESFPの方は感情の波に飲み込まれてしまうときがあるので、「客観的に考える」ことを意識することが大切です。
「客観的に考える」はESFPの方は苦手な機能ですが、継続して意識することで段々その機能が使えるようになってきます。そのためにも、タイプLABの集まりにこれからも参加し続けてもらいたいですね。
---確かに、ESFPの方には華やかで素敵なパワーを感じますよね。継続することで、自分の苦手な心理機能が段々使えるようになってくるんですね。今回は皆さんのお話を伺って、自分の弱さに向き合い続けることの大切さを改めて知ったように思います。貴重なお話、大変ありがとうございました!
インタビュア&ライター:大谷 奈々恵(ESTP)