活動ブログ
2021年10月14日
ISFP, コラム
自分のタイプを知るとこんなに気持ちが楽になる!【ISFPタイプインタビュー】
今回はISFPタイプのゆうさん、まいさんのインタビュー記事です。ISFPタイプのお二人が人の性格には違うタイプがあることを学び、自分のタイプの特徴をよく知ることで大きな変化があったお話をタイプLAB理事長の晴美さんを交えて伺いました。
インタビューするISFPタイプのお二人のご紹介
タイプLABの 公園遊び会に参加したことがきっかけでタイプにとても興味を持つ。成長コースで学びが深まり、自分と向き合いながら成長を続け、実際に悩みやストレスが減ることを実感。子どもたちとの関わり方もタイプによって違っていることにも興味を持ち、2020年12月よりトレーナーとしてタイプLABで活動中。
3年ほど前に江戸川区ワーキングマザー交流会とタイプLABのコラボ企画でタイプと出会う。 職場や家庭内での困りごとを解決したい、とゆっくりペースながら学びを進め、現在は卒業コース受講中。
--今日はISFPのお二人にお話を伺えるということで、Fi(内向的感情)のことをよく知ることができるのではと期待してます。
晴美さん:ISFPタイプの主機能であるFi(内向的感情)って、モグ ラが穴に入り込むように周りが見えなくなるから、自分で穴から出ようと思わないとなかなか出られないものなの。でも、ゆうさんはそこから自分で出て来るので、本当に感動します。
まいさんも、変わってきたのが見えたので、今日のインタビューをお願いしました。 ゆうさん、まいさん、タイプを学んで自分はどう変わったかしら?
ゆうさん:以前は人から自分の意見と違うことを言われると、攻撃されたと感じて逃げたくなるときがありましたが、今はその逃げたい気持ちを受け止めて理解し、客観的に考えることで気持ちの切り替えができるようになりました。
まいさん:これまで、自分と意見が違う人は「この人はわたしと合わない人」と思ってフェードアウトしたり、距離をとったりすることもありました。でも、今は自分の考えと違うことを言われても、否定されたと思わずに、自分の気持ちが揺れていることを自分で受け止め、「なんでこんな気持ちになったんだろう」と考えられ るようになりました。
---お二人とも、自分の感情を客観的に見て考えることができるようになったのですね。やはり、それはタイプを学んだことでできるようになったのでしょうか?
まいさん:タイプを学ぶまでは、他の人も自分のように敏感に感情を感じるのが当たり前だと思っていました。でも、人の性格にはそれぞれ違うタイプがあって、自分のようには感じていないタイプの人もいることを知ってとても驚きました。それで自分は敏感に色々なことをキャッチしていると気づいたんです。
でも自分の感情を客観的に見られるようになったのは最近です。タイプセッションを通して、自分の気持ちをシェアしたり、他の方の気持ちが揺れるのを見たりしているうちに、段々とコツがつかめてきました。
---Fi主機能の方は、毎日、常に色々な気持ちを敏感に感じているということなのですがFi機能の感覚って、例えて言うとどんな感じでしょうか。
ゆうさん:Fiって感情のセンサーみたいなもので、いいことも悪いことも全部、リアルタイムに感じている感じです。
晴美さん:例えば、あるISFPの方に自分の好きな物があって、そして、その隣に座っている人が「私だったらそんなのは買わない」と言ったとします。そうすると、自分の好きなものを否定されたISFPの方はそれを聞いた途端に頭痛になってしまう。それくらいその瞬間にショックに気づくってことです。
Fi機能が弱い人は、その瞬間には自分の感情をキャッチできず、あとからジワジワ出てきて気づくのだけど、Fi主機能の人は感情をその瞬間に感じているのよね。
Fi主機能の方だけじゃなく誰でも感情に飲み込まれているときって、本人は自分の視野が狭くなっていることに気づかない。Fiはモグラが穴に入っちゃうイメージね。
ゆうさん:そう、自分の感情の問題が解決しないと次にいけなくて、周りが見えなくなっちゃう感じです。
晴美さん:今まで色んなタイプと接してきてわかったのは、人って些細な言葉で感情が揺れてしまうよね。感情が揺れてしまうと、どんな言葉をかけても「NO 」となってしまって人を受け入れなくなってしまうの。
ゆうさん:自分がその穴に入っているときは気づかないんですが、人がそうなっているのを見ると「出てくればいいのに」って思うし、自分がそれをやってると思うと恥ずかしくなります。穴に入っているときは本人に何を言っても響かなくなっていて、そこからはもう自分で出てくるしかないんです。
他人がその穴から出すのは難しいのですが、自分から出るのは簡単で、客観的に考えてみればいいだけ。でも、はじめはそれがすごく難しかったし、自分のタイプを知らないと気づかないことでした。
まいさん:わたしの場合は、感情が揺れているときに「面白いな」と思えるようになりました。「わたし、こんなことで怒るんだ。じゃ、怒りの原因探ろう!」と冷静に考えられるようになったんですよね。感情が揺れていると「これは考えるチャンスだから面白い」って思えるようになって。
これまでは夫のことや会社のことで落ち込んだりする自分が情けなくて、自分の感情がわたしの中では悪者でした。でも、今は、感情を敏感に感じることができるFi機能が自分の強みであり、よい機能だと思えるようになっています。「落ち込んでも怒ってもいいんだ。でも、その感情表現はうまくやりたい」と思うようになりました。
ゆうさん:それ分かります。感情をうまく表現したいので、怒っているときに物をバン!と強く置いてしまったときとかは、なぜ怒っていることの感情表現をコントロールできなかったんだ・・って思います。
---感情表現として物の置き方までコントロールしたいんですね・・・!
ゆうさん:そうですね。感情の出し方を上手くやりたいというか。
晴美さん:物の置き方で感情のシグナルを送ってるのよね。
まいさん:そうですね。逆に、人の物の置き方で「ああ、怒ってるんだな」と思ったりもします。
晴美さん:Fi主機能の人が自分のタイプを知った時の感情パターンは2つあって、1つは「自分は特別繊細で可哀そう」と感じてしまうパターン。そして、2つ目は「自分の主機能が問題と思い、その主機能を持つ自分のことが大嫌い」になってしまうパターンです。その二つのループに入っちゃう人もいます。二人はそんなことあったかしら?
まいさん:タイプを学び始めた時はなぜ自分はこんなに怒ってしまうのか、なぜこんなに生き辛い人間なのかって思ってました。でも、タイプLABのセッションでタイプについての理解が深まっていくうちに、自分のFi機能が好きになりました。
ゆうさん:わたしがタイプを学び始めた時は、感情に振り回されるFi主機能が嫌だと思っていました。でも、感情が揺れたら冷静に考えればいいとわかったら自分の主機能が嫌じゃなくなりました。