活動ブログ
2021年7月13日
INTP, コラム
息子と過ごすのが楽しくなった:INTPのタイプストーリー
私は考えることが好きでアイディアは湧いてくるのですが、いざそれを発信する、行動にうつすという段階になると、途端に怖くなって二の足を踏むことが多く、そういう自分を長年ダメな人間だと思ってきました。
例えば、私は学校以外の学びの場、サードプレイスを必要としている学生を支援する環境を作りたいと考えているにも関わらず、行動に移すことができず、そんな不甲斐ない自分に悶々とした想いを抱えてきました。
タイプに出会ったのは2020年12月、たまたま見ていたサイトにタイプ理論のセミナーの案内がありました。 心理学にもともと興味があったこともありますが、何かとても心惹かれるものがあり、すぐに申し込みました。
そのセミナーで五感タイプと直観タイプの違いについて説明を受けました。話を聞き、質問に答えていくうちに、私は直観タイプだということがわかりました。
何より驚いたのが五感タイプの方と私の物の見方や捉え方、考え方が全く違うと知ったことです。
それ以後、タイプ集まりなどにも出席し、少しずつ自分の文字がわかってきました。
しかし、最後の文字、判断タイプと知覚タイプの文字だけはどちらか判断がつかない状態でした。
そんな時に、心理機能を勉強することで、自分の文字がわかることがあるよとアドバイスをいただきました。 心理機能を勉強してよかったなと思うのは、自分が無意識にでも使える、どちらかというと得意なスキル、そして反対に意識して使おうとしないと、なかなか使えないスキルがあると知ったことです。
これにより自分の考え方や行動の癖が見えてきました。
強みのスキルは使っていることがすぐ実感できました。 分析したり考えるのが好きな自分の傾向が見えて来たからです。
それと真反対で自分の気持ちには鈍感で、意識しないと感情に気づかない傾向があったのです。
これまでにも自分には感情がないのではないかと心配になることがありました。しかし、感情がないのではなく、感情を味わうことを恐れ、分析してごまかしてしまう癖があるんだとわかりました。
感情を分析するのではなく、いったん受け止めることを意識することができるようになりました。
成長コースで心理機能を勉強するうちに、自分の能力に疑いをもたれるのが怖い、反応がないとダメだと言われているようで怖いといった、自分が抱いている恐怖の原因が少しづつ見えてきました。
自分がなぜ一歩踏み出すことができないのか徐々に見えてきました。これを乗り越えるには、行動するしかないと思い、Facebookに会合の告知を投稿しました。
実際やってみると、なぜ今までできなかったのかな?と不思議に感じるほど簡単でした。
また息子の行動に対する私の反応も変わってきました。息子はとにかく体を動かすことが好きで、ひと時もじっとしていないタイプです。 私とはかなり違うタイプなのでどう接していいのか正直わからず、戸惑うばかりで、私には母性がないんだと悩むことがしばしばありました。
タイプに出会い息子の強みを知り、その心理機能を思う存分使っていると思うと今までが嘘のように穏やかな気持ちになりました。また息子の強みを知れたことで、息子を傷けてしまう可能性のある私の言動にも注意を向けることができるようになりました。
私はIタイプ、息子はEタイプです。以前はずっとおしゃべりをし動き回っている息子が心配になることもありました。
今では息子がお話を始めるとエネルギーチャージ中かな、エネルギーを外に放出してるのかな?といった感じで余裕が生まれ、息子に対する興味がますますわいてきました。
タイプを学んで行く程息子の得意な部分が見えて来て、息子と過ごす毎日が面白くなって来ています。
タイプに出会ってから行動が変わってきているのを日々感じています。文化活動にも積極的に関わるようになり、日本各地に多くの知り合いができ毎日が非常に充実しはじめています。
自分自身の交友関係や社会環境を広げたことで知り合えた人々から私の教室に通ってくれている生徒が音楽制作ソフトの使い方を学んだり、大人と幅広い話題について共に学ぶ場に参加しはじめています。
学んだことを海外の人に伝えていこうという活動も始めました。子どもの居場所を作る活動を少し前に進めることができたのも、タイプを知り、積極的に動きはじめることができた結果だと感じています。