活動ブログ
2021年3月1日
コラム, セッション
ご参加いただくにあたって~タイプLABはコーチングの場です~
みなさん、いつもタイプLABにご参加頂きありがとうございます。
今回はコーチングとカウンセリングの違いについてお話したいと思います。
タイプLABではコーチングを行っていますが、時折、カウンセリングが必要だと思われるケースがあります。
コーチングとカウンセリングは明確に線引きできるものではありません。そのため、タイプLABの活動においてカウンセリングが必要な方が来られるのも自然なことと言えます。
しかしながら、タイプLABは心が健康な方を対象にしたコーチングの場であり、カウンセリングの場ではありません。メンタルヘルスの問題は、タイプLABではサポートすることができないのです。
コーチングは「ゼロからプラスを生み出すもの」であり、カウンセリングは「マイナスをゼロに戻すもの」です。
コーチングでは、健康な精神状態にある方が人間的に成長することを目的としますが、カウンセリングでは、メンタルヘルスに問題を抱えた人の心の病を治すことが目的になります。
カウンセリングが必要な方とは、常に「自分のことを認めてほしい」、「褒めてほしい」、「共感してほしい」、「人から凄いと言われたい」などの承認欲求が極端に強い方です。
そのような承認欲求が、ある程度あるのは自然なことですが、それが極端に強い場合は、過去の傷が癒えていないなどの心の問題が関係していると考えられます。
そのような場合は、カウンセリングなどでじっくりと話を聞いてもらい、「受け入れられた」という安心感を得ることがまず先決になります。
もし、心に問題を抱えている方がタイプLABのセッションを受けると、承認欲求を満たすためにセッションに参加することになるので、永遠と成長のためのアドバイスが耳に届かない、ということになりかねません。
このようにタイプLABのセッションで解決が困難だと感じるようなケースがあったときは、トレーナーからカウンセリングをおすすめすることがあります。
それはカウンセリングが必要な方がタイプLABのコーチングを受けると、本人も満足できないだけではなく、一緒にセッションを受けているグループの方へのコーチングも困難になることがあるためです。
※タイプトレーナーはカウンセリングやセラピー等の資格は保有しておりません。 次のような項目に多く当てはまる方は、タイプLABのコーチングでは十分な効果が得られない可能性がありますので、カウンセリングをおすすめさせていただくことがあります。