活動ブログ
2020年9月26日
コラム, セッション
トレーナーコースはどんな内容?
タイプLABには、通常のセッション・コースとは別に「トレーナーコース」があります。
今回は、トレーナーコースの目的やプログラムの内容をご紹介します。
トレーナーコースとは?
トレーナーコースは、4文字タイプを教えられるようになりたい方の資格取得コースです。
**タイプLABでトレーナーコースを合格した後、タイプLABで教えるには、面談の上でチームと理事の賛成が必要となります。
「成長コース」を修了した方が対象で5つのステップをクリアする必要があります。タイプはもちろん、認識機能についても高いレベルで習得できるところが、タイプLABのトレーナーコースの大きな特徴です。
トレーナーコースは、自分を磨き上げるコース
トレーナーコースというと、教え方を学ぶイメージがあるかもしれません。もちろん、人に教えるスキルを習得することも大切ですが、タイプLABのトレーナーコースの大きな目的は「自分を磨き上げること」です。
「自分を磨く」というのは、自分自身と徹底的に向かい合い、苦手な認識機能・スキルを伸ばすこと。そして、人間的に成長することです。
タイプLABで人に教えるレベルに達するには、「自分とは異なるタイプ・苦手なタイプ」や、「苦手な認識機能(下位機能)」について理解を深める必要があります。なぜなら、トレーナーは、すべてのタイプ・認識機能について高いレベルで教える必要があるからです。
でも、人は自分の内面にある課題から目を背けがち。苦手なタイプや下位機能の本質を理解しないまま、やり過ごしてしまうことがよくあります。
トレーナーコースに参加すると、必ずと言っていいほど、自分の内面の課題にぶつかります。そこに向かい合わない人は、タイプ認識や機能への理解が浅いので説明・アドバイスに説得力がありません。
反対に、課題から逃げずに向き合った人は、下位機能を深く理解し、意識して使えるようになります。下位機能が伸びると、もともと得意な主機能もグンと伸び、人間的な深みが増してきます。また、自分と異なるタイプの人の性質も理解し、受け入れられるようになります。
そのような人の言葉には実感がともなった重みがあり、内側からカリスマ性のようなものも出てきます。
これが、トレーナーコースで学び、自己対話をしながら身に付けてほしいものです。
トレーナー資格取得に必要な5つのステップ トレーナーコースを修了するには、以下の5つのトレーニングや経験を積む必要があります。
<サイレントオブザベーション(3回)>
最初のステップとして、トレーナーが実際にセッションで教えているところを3回見学します。トレーナーや参加メンバーによって雰囲気が異なるので、複数のトレーナーのセッションを見て、全体の流れや教え方を学びます。
<サンプルセッション>
トレーナー陣の前で、実際の教材を使いながら4文字タイプのセッションをおこなうトレーニングです。
「E/I」、「S/N」、「T/F」、「J/P」のうち1カテゴリーのセッション(10~15分程度)をおこない、3カテゴリーに合格できたらサンプルセッションはクリア。次の「実践トレーニング」に進めます。
※事前に、トレーナーによるセッションの音声・動画を視聴しながら自主練習をします。
<「4文字セッション」の実践トレーニング(3回)>
一般の方の前で、トレーナーとして「4文字セッション」を実践するステップです。自分の家族・友人を2人呼んで、トレーナーと一緒にセッションをおこないます。3回のセッションで計6名に教え、合格したら実践トレーニングはクリアです。
<「タイプ集まり」のアシスタント(3回)>
トレーナーのアシスタントとして、「タイプ集まり」のミニアクティビティの進行役を3回務めます。経験値を積むためのもので、合否は特にありません。
<「成長コース」を再受講>
上記のトレーニング・経験と並行して、成長コースを再受講します。改めて受講することで、認識機能の理解をさらに深めます。アシスタントとしてトレーナーをサポートすることも可能です。
トレーナーコースを修了したら・・・ トレーナーコースをすべて修了するには、少なくとも6カ月以上かかります。その道のりは長く、時には壁にぶつかることもあるでしょう。でも、もがきながらも壁をひとつずつ乗り越え、すべてをクリアした先には、「理想の自分」「なりたかった自分」が待っているはずです