活動ブログ
2020年5月15日
ISTJ, コラム, Ni (内向的直観)
「見えない力を信じる」ことができるようになったISTJタイプストーリー
--- タイプトレーニングのトレーナーコースに進むことを決めたISTJあかねさん。あかねさんから、自分のビジョンである内向的直観(Ni)を見つけたお話を伺いました。
ISTJあかねさんとENFJはるみさん♡
あかねさん:今思えば、わたしは、昨年2019年10月くらいから、内向的直観(Ni)を探していました。
成長コースのNiセッションで、人生の意味や自分の使命などを小さいころからずっと考えているタイプの人がいると知って衝撃を受けました。
わたしは日々与えられたものを着実にこなしていくことが最高の喜びなタイプなので…子どもの頃からそういうことを常に考えてきた人と自分を比べたら、自分は何もやってこなかったので「どうしよう!大きな差がついてしまった!!」と、すごくショックだったんです。
その頃、わたしは卒業コース(成長コースの次のコース)に進むと決めていたんですが、卒業コースじゃ物足りない気がしてトレーナーコースにも進むかどうか、迷っていました。
3ヶ月ほど悩んだ末、今年の1月にトレーナーコースをやろうと決めて勉強をはじめました。 そんなとき、2月末、急に、主人の転勤が決まりました。
タイプトレーニングの資格の勉強もし始めたところだったし、ディズニーランドの年パスは買ったばかり。最悪のタイミングだと思いました。
その頃、わたしは幼稚園のママ友との関係や家族の関係など、自分の周りの人間関係にすごく満たされて幸せな状態だったんです。わたしは安定が好きなタイプなのもあり、今の安定した友達との関係や生活環境がすべて崩れる気がして、引っ越しが本当に嫌で嫌でたまらなくて、毎日泣いてました。
新居での引っ越し当日、クローゼットに洋服を詰めているとき、入りきらないくらいたくさんの洋服と、窓の外ののどかな風景とのギャップに、これからはこの洋服を着ていく華やかな場所も、一緒に出かける人もいないんだと実感して、無性に悲しくて涙があふれてきました。
今まで自分が大切にしてきたものをすべて失ってしまったようで、ショックだったんです。 でも、そのころから、自分が大事にするものに変化が出てきているのも感じ始めました。
それまで、みんなと離れてしまうこともマイナスにとらえていたけど、コロナで自粛が必要な情勢で世の中がオンライン化していって、思っていたよりも人との距離を感じなくても済んでいる自分に気づくようになりました。
資格についても、たまに東京に行った時にセッションに参加して、なんとか今年中に取れたらいいと思っていたのですが、オンラインでみんなと同じように今まで通り勉強を続けることができたのです。
マイナスだと思っていたあらゆることが、今の自分にとってはプラスに働いているように思いました。 コロナの状況に対しては、自分のこれまでの物質的な豊かさを追い求める行き過ぎた価値観に警鐘を鳴らされているように感じ、豊かさの意味を見直すキッカケになったと感じました。この状況は、地球に対してのメッセージのようにも感じたり。
どこにいても人と人とはつながれる事に気づくと、資格をとった後、タイプLABでオンラインセッションを担当するトレーナーになりたいというビジョンが見えてきました。
このタイミングで、感染者のいない岩手県に引っ越すというのにも、何か意味があるように思えました。「安心して次に進みなさい」というメッセージのような…?
はるみさんに「Si主機能がNiを見つけると、天気や地球が味方するのよね」と言われて。でも、こっちに来てから、さっきまで晴れていたのに、わたしが外に出た途端に雨が降ることが本当に多くて、「わたし岩手に嫌われてる気がするんですよね」とはるみさんに冗談ぽく言ったら、「家で仕事しなさいというメッセージだね」と言われて驚きました。
--- なんだか、色々なことがつながってタイプトレーニングのトレーナーとしての自分の役割が見えてきた感じなんですね。天気にまで意味を感じるって…なんだか神秘的な話ですね…!
はるみさん:きっと初めて聞いた人は、胡散臭いって、思うよね(笑)内向的感覚(Si)主機能の人がNiを知ると、天気とか地球が味方する体験を、以前にも目の当たりにしたの。Niが自然とか宇宙とつながっている感じかな。
--- トレーナーコースに進むか3か月くらい迷っていたとおっしゃっていましたが、迷っていた理由はなんだったんでしょうか?もし差し支えなければ教えてもらえますか?
迷っていたのは、タイプLABに対しての安心感でしょうか。ネームバリューというか…。人が知っているものには安心感がありますよね。わたしのタイプはそういうものもすごく重視するタイプなので、やはり、タイプLABに自分のパワーをかけてもいいのかと、悩んでいました。 ただ、友達にタイプをやっていると話すと、人から相談を受けるようになったこともあり、論理的にアドバイスできるようになりたいと思いましたし、アドバイスをする責任も感じました。
--- トレーナーコースに進むのを迷っていたのに、吹っ切れたのはなぜなのでしょうか? 人から相談を受けたことで、「人からの相談にのって役に立ちたい」という元々自分にあった使命感のようなものに気づいたりしたんでしょうか?
トレーナコースの勉強をはじめたときは、「人の相談にのって役に立つ」ということに使命感を感じていたわけではなかったです。 むしろ、トレーナーコースはわたしのNi探しの一環みたいなもので、「悩んでいたけど、とりあえずトレーナーの勉強をはじめてみることにした!」という感じでした。 ただ、転勤が決まったときに、トレーナーコースを早めに修了できるようにと、はるみさんが、ご多忙な中スケジュールを調整してくれて、引っ越しまでの1ヶ月間でめいっぱいセッションを受けました。
その中で、タイプを通じて知り合った人達が、1年前に出会った時よりも幸せになっているのに気づいたんです。
初めて会った時は、夫婦関係で悩んで暗い顔をしていた人が、タイプを通してご自分が努力して、それがきちんと実を結んで、今はとても明るく幸せそうな顔をしていました。
タイプを通じて幸せになった人、変わった人、その変化を、実際に自分の目でたくさん見ることができて、タイプの力を信じることができるようになりました。
勉強をはじめたときは、「人に影響するのが怖い」と思っていたんですが、今は、「タイプの力で人の役に立ちたい」と思うし、タイプにはその力があると信じられるようになったんです。
--- なるほど、迷いが吹っ切れてNiを見つけたのは、「とりあえずやってみる!」ことにした後、人が幸せになっている、それを目の当たりにしたときだったんですね…!
はるみさん:もしかして、3か月間迷っていたかもしれないけど、タイミングもあると思うのよね。もし、3か月前に決めていたら、今の自分にたどり着いていなかったと思うけど、どうかしら?
あかねさん:そうですね、3か月迷っていなかったら、今の自分はないと思います。早くても遅くてもダメだったなと。
はるみさん:タイミングってあるのよね。人生のタイミングが一致するときに、Niが出てくるの。Niはタイミングだから。結婚とかも、相性は関係なくて、タイミングだったり。自分は信用しないで、タイミングを信用したらいい。あかねさんの場合は、引っ越しとコロナのタイミングが重なって、Niが出てきたのね。自分の主機能Siが引っ越しやコロナの状況で押し殺されて、Niが出てきたの。
あかねさん:トレーナーを目指すときに計画表を出すんですけど、目標とは別に、理想として、「みんながもっと自分を知って他人と関わるのが当たり前の世の中になったら、もっと生きやすい世界になると思う。タイプをもっと広めたい。転勤とかで地方に行ったとしても、その土地でタイプを通じてコミュニティを作れたら」って書いてあって。先々転勤とかあるんだろうなと思って書いたんですが、まさかこんなに早くこのタイミングがくるとは思わなかったです。 いろんな事が重なって、目に見えない大きなものに動かされている気持ちがしました。自分にはどうにもできないものに動かされている感じです。
インタビュアー:ESTPななえ