活動ブログ
2019年5月9日
コラム, セッション
【初めてでも、何度もでも】一番来てほしいのはタイプ集まり!
タイプLABには4文字セッションをはじめ、たくさんの種類のセッションがあります。
その中でもひときわ価格を抑えて開催しているのが「タイプ集まり」。
なぜそうしているのか?
それはずばり、タイプ集まりこそタイプLABの核となる一番大切なセッションだからです!
「え、そうだったの?!」とびっくりする方もいるかもしれませんが、 何を隠そう、タイプ集まりこそがタイプLABの真の理念を体現しているセッションなのです。
◆タイプ集まりはこんな集まり!
タイプ集まりでは、タイプごとにグループに分かれて、さまざまなアクティビティをします。
例えば、J(Judging 判断的)とP(Perceiving 知覚的)を比べた回では、「旅行の計画」をテーマにそれぞれのグループに分かれて考え方・感じ方を比べました。 こうすることで面白いほどタイプの違いが歴然!その違いの大きさたるや、毎回爆笑が巻き起こるほど! はじめは自分がどちらのタイプか迷う方でも、実際にグループに入ってみることで、
「あ!わたしはこっちだ!」「やっぱり、あっちだ!」とわかるようになってきます。
タイプ集まりは、自分のタイプを確認するのと同時に、反対側のタイプの方との違いを認めた上で、お互いに理解を深めていける内容となっています。
タイプ集まりの概要はこちらの記事がおすすめ!
◆タイプ集まりの真の価値
さて、上に書いた内容だけでも十分価値あるセッションとなっているのですが、 実はタイプ集まりの真の価値はそれだけではありません。
タイプ集まりは「幸せになるスキル」を磨く練習の場として、タイプLABの中核をなす場なのです。
◆幸せになるにはスキルが必要
意外な事実ですが、幸せになるにはスキルが必要です。
ここではそれをハッピースキルと呼ぶことにします。 で
は、ハッピースキルとはいったい何か?
それを解明するために、まずは幸せを感じるホルモンについて少しご紹介したいと思います。
◆幸せとホルモンの関係
実は、私たちが感じる「幸せ」という漠然とした概念は、ホルモンの働きによって科学的に解明されています。
幸せを感じさせるホルモンにはいくつか種類があります。
●ドーパミン(タイプLAB語ではSe!!)
ドンっと燃え上がりパッと散る花火のような快楽ホルモン。小さなステップで成長を感じさせるのに役立つ。
例:買い物したとき、ゲームのレベルが上がったとき、肉体的な快楽など。 自分だけでハッピーになれる反面、すぐに消えてしまうのでどんどん刺激を求めてしまい、依存症の原因になってしまうことも。
●セロトニン(タイプLAB語ではTe!!)
社会的に認められることで分泌される幸せホルモン。社会的な関係性を強め、達成感を得られる。
例:褒められたとき、表彰されたときなど。 自信がつき、失敗を乗り越える力を与えてくれる。
●オキシトシン(タイプLAB語ではFeFi!!)
人とかかわる、触れ合うことで得られる幸せホルモン。人との絆を深める。
例:親子が抱き合うとき、握手などのスキンシップ、ボランティアで誰かの役に立ったとき。
自分に利益がなくても、人との関わりから充足感が得られ、心から満たされる。
そう、幸せホルモンの中でオキシトシンだけが唯一、自分に何の見返りも必要とせず、人との関わりだけで幸せになれるすごいパワーを秘めているのです。
そしてこのオキシトシンを如何に分泌させるか、それこそが「ハッピースキル」の本質です。
◆オキシトシン不足の現代人はハッピースキルも低下
そう、幸せホルモンの中でオキシトシンだけが唯一、自分に何の見返りも必要とせず、人との関わりだけで幸せになれるすごいパワーを秘めているのです。
そしてこのオキシトシンを如何に分泌させるか、それこそが「ハッピースキル」の本質です。
◆現代人はオキシトシン不足
現代社会では、ほとんどの人がオキシトシン不足に陥っていると言われています。
人類は太古より集団で暮らし、今よりもっと大きなグループで労働や子育てを分担していました。
部族や村ごとに苦楽を共有することで、必然的に考えの合わない人とも意見をぶつけ合って成長したり、家族以外の人とも自然にスキンシップをとったりして、 多くの人との深い関わりの中でオキシトシンを分泌し幸せを実感していたのです。
そうしたライフスタイルの中で、ごくごく自然にハッピースキルを磨いていたと言えます。
ところが近年は核家族化が進み、どんな問題も基本的には家族の中で解決しなければならなくなりました。
それと同時に、人との付き合いも表面的になり、苦手な人とは付き合わない、または表面的な関係だけで終わらせるようになりました。
合わないと思ったらその場で話だけ合わせて、次からは連絡しないで切り捨てる、というような刹那的な人間関係も少なくありません。
しかし、このような表面的な関係ではオキシトシンは不足してしまいます。
◆現代人にはハッピースキルを磨く場がない
現代に生きる私たちに、見返りを求めず誰かのために行動した経験はどれほどあるでしょう?
最後に家族以外の人に触れたのはいつでしょう?
そして価値観が合わなくても長く付き合いを続けている友人が何人いるでしょう?
本当の意味で人と深く関わるチャンスが現代ではほとんどなくなってしまったのです。
確かに、表面的な関係は諍いも起こらず、一見して平和をもたらします。 しかし、合わない人と付き合うスキルが低下してしまった現代人は、大きな問題に直面しています。
◆合わなくても切り捨てられない人間関係
知人や友人関係では、合わなかったら切り捨てることができても、 家族、職場、近隣関係では、それができないのです。
実際、多くの方が夫婦や子育ての問題、職場での人間関係に悩んだのをきっかけにセッションに参加して下さっています。
毎日顔を合わせる家族や職場の方と、本当の意味で気持ちよく付き合えなかったら、人生は非常につらいものになります。
でも、タイプの違いを理解し、深く付き合っていけるスキルを磨けば、幸せを感じるチャンスは格段にアップします。 現代人にはハッピースキルを磨く場が必要なのです!
◆タイプ集まりでハッピースキルを磨こう!
タイプ集まりは、現代社会においてハッピースキルを磨く場として大きな役割を果たしたいとの願いから開催しています。
色々なタイプの方との関わり方を模索し、ハッピースキルの練習の場にして頂きたいのです。
自分の大切にしたいものは何か?そして、相手が大切にしたいものは何か? それを本当の意味で理解し、この人は私とは違う、けれどどちらの宝物も大切だね。
そう認め合って付き合っていくことがハッピースキルを磨くことにつながります。
◆どのステップでも、何度でも!
大切なのは実践を続けていくことです。 4文字セッション、認識機能セッションとステップアップして行くうちに、「タイプ集まりはもうやったからいいや…」となってしまう方も多いのですが、非常にもったいないです!
タイプLABのどの段階にいる方でも、いつでも何度でも立ち寄ってハッピースキルを絶えず磨き続けてほしいのです。
◆本音でぶつかり合える貴重な場
タイプ集まりでは、自分と違うタイプの方とたくさん出会えます。
そして参加者が皆、自分を知りたい、タイプの違いを理解したいと願っているので、本音でぶつかり合うことができます。
現代社会でこのような場がもてるのは非常に貴重ではないでしょうか。
ぜひタイプ集まりに来て、たくさんのタイプの方と関わって、深い交流を持ってほしい。
そしてハッピースキルを身につけて本当の意味で幸せになってほしい。
それこそがタイプLABの一番の願いなのです。