活動ブログ
2018年12月18日
ESTJ, コラム
「やっぱり夫、大好きだったんだー」
こんにちは。ESFPの大森です。
日々過ごしていると、イライラしたりついつい怒ってしまったり、人間関係で葛藤してしまうこと、ありますよね。
タイプLABでは、そんな気持ちにきちんと向き合い、分析して自己理解をすることをお勧めしています。”自分がなぜ怒っているか”という自己理解が進むと、自分の気持ちを素直に認められるようになるからです。
今回は、タイプを学ばれているESTJの女性が、ご自身の本当の気持ちに気がつくまでのお話を、はるみさんと私とバトンタッチで、インタビュー形式でお届けいたします。
はるみ:今年の2月頃でした、ESTJタイプのAさんとセッションをやりたいて思ってて、Aさんに軽くメールで声掛けました。 い
いつもと同じく返事が早かったです。
はるみ:Aさんからはちょこちょこ旦那さんとは話していないとは聞いていましたがこの状況にいたんだと分かって正直焦りました。
Aさん:夫とはもう話していないから、早く結論出したかったんです。嫌な関係が嫌になってて、解決したくて、でもその方法は離婚しかないと思っていました。 自分の人生をリセットしたかったんです。 はるみさんから連絡来てた時は離婚の話が始まってて。財産とか子供の親権の話もしてたけど進まなくなってて、多分私が離婚したくなくて、進めてなかったのかなって今は思いますが。
はるみ:そこで私がかなりドキドキして返事しました。
そしていつも通り結論はすぐ出ました。その日の午後、ラインで返事が来ました。
はるみ:7月に成長コースが始まり、Aさんは最初の日から泣いてたんですよね。
私から見るとAさんは旦那さんが凄く好きだから気になってる。成長コースのセッションでは毎回旦那さんの話ばかりするんですよね。
Aさんは真面目なのでセッション中では人の話は聞いてましたし、やるべきの事はやっていました。
そしてこの事件が起きました。
その事件、娘とトレーナーのえりかさんのサポートでAさんは人生初めて自分と向き合ったと思います。
Aさん:管理しようとしてる自分を認めるのが嫌だったんです。こんなに人を自分の思い通りに動かそうとしてる自分を見るのが嫌でした。
でもそこが見えて、やっとそこを自分で認めたんです。
そこでやっと冷静になって自分の現実を見えて来たんです。
はるみ:
「自分と向き合う」のって自分が見ないようにしてる自分を見るって事ですね。そこを冷静に見ると自分を客観的に見て、次は自分を理解出来るようになると思います。
Aさん:タイプ勉強してると人は違うって分かってたけど、
でもセッションでも人の話聞いてて、「私の考えと違う」って思って終わってた感じでした。自分は特に影響されなかった。だって、「人は人」って思っていました。
でもやっと管理したがる自分を認めて、
「周りは違う目線があるんだ」ってやっと心から分かったんです。
実感しました。
そこから初めて客観的に自分がどの機能をどうやって使えるかを分かったので、機能を理解したい気持ちが強くなり、人の話を理解出来るように積極的に聞くようになったんです。
はるみ:その大きい大きい気付きで日常に変わって来たんですよね?
Aさん:はい、前は行動して、人の態度、反応に怒って、リセット。
行動、怒り、リセット。
パターン見えなかったし、解決ももちろんできない。
でも自分を見えて来て、自分の行動を振り返るようなったんです。
はるみ:でも、自分を分かって来てるのは見えたけど、でもセッションでは旦那さんを攻撃してましたよね(笑)
Aさん:そうなんです。夫に対して、嫌いって思っていました。
自分の行動には振り返れたけど、旦那さんが来ると、実行できなかった。自分の好きの気持ちも気付けなかったし素直に感じたくなかった。「そうじゃない」って思い込んでたと思います。
なので「嫌いだ、嫌いだ、離婚したい」って言い続けてました。
ここでゆりこさんにバトンタッチします!
ゆりこ:最近、夫婦関係において新たな気づきがあったのですよね。今日はそのお話をお話くださいますか?
Aさん:少し前のことなのですが、イトーヨーカドーに1人で買い物に行ったんですよ。そしたら、休日だったからか、夫婦やカップルがなぜかたくさん目について。
それに対して、ものすごくイライラしたんです(笑)。
ゆりこ:そうなんですね!笑 なんでイライラしたのでしょう?
Aさん:いや、世の旦那さんはこうして休日に一緒に買い物とかしているのに、うちの夫は何もしてくれない、とかよく考えたら会話もあまりないし、とかどんどん考えてしまって。
でも、その時私、「なんで自分は今こんなにイライラしてるんだろう?」
とふと立ち止まって自分のイライラと向き合ったんです。
そして分析して、「夫のことが好きなんだ!」ってことに気がついたんです!(笑)
ゆりこ:可愛い!可愛すぎます!
Aさん:いや、やっと認めたんですよね(笑)
本音では夫に認められたいし、よく考えたら私、セッションでも常に夫のことしか喋ってないし…。
でも、「夫のことが好きな自分の気持ち」を認めてあげられたら、今度は夫のことも認めてあげられるという、良い循環ができました。
ゆりこ:具体的に教えていただけますか?
Aさん:夫のことが好きだ、ということに気がついた後に、一度喧嘩になったことがあったんです。
前からセッションで夫のタイプは命令口調が嫌だって、聞いてたけど、本人が目の前に現れると命令口調を辞めず攻撃してしました。冷静でいられなくて、感情的になって、
そこで夫は黙っちゃてました。
けど今回は夫が自分の気持ちを素直に伝える重要さを分かって来てたので、
「その言い方が嫌なの!」って爆発しました。
そこで私が頑張って優しく話した方変えたんです。今まで出来なかった事をやっと実行出来たんです。
今までの私は無意識に命令口調だったんですけど、その時は意識して口調を変えました。
そして、冷静に「あなたはどうしたいの?」という気持ちを聞くことが出来たんです。
ゆりこ:ご主人の対応は変化しましたか?
Aさん:これ、私たち夫婦にとっては結構すごいことで。
今までは私がいつも夫の話を否定し、それで夫の気持ちを傷つけてしまい、夫は私から逃げてしまっていたんです。
けれど今回は落ち着いて冷静に自分の気持ちを伝えたことで、話し合いがとてもうまくいきました。
ゆりこ:感情をそのままぶつけるのと、伝えるって、ずいぶん違いますもんね。
Aさん:なので、その時はやっと夫が「もっと必要とされたい」という彼自身の気持ちをシェアしてくれたことで、やっと私が求めてきた夫婦の話し合いらしい話し合いができたな、とすごく満足でした。
必要とされたい、もっと家事をやりたい、だから任せてくれって言うんです。
私個人は私が掃除した方が早い方譲りたくはなかったのですが、夫の意思を認めてあげようという気持ちになりました。
ゆりこ:すごい変化ですよね!
Aさん:ただ、どうしてもイライラして、その時の感情を相手にぶつけてしまうこともまだあります。
でもこれからは少しずつ気をつけて、常に自分の気持ちと向き合えたらいいと思っています。
はるみ:その夜、Aさんとラインで話してたらこれをシェアしてくれました。
はるみ:もちろん、ここで簡単にハッピーハッピーエンドではないですよね。 これからですよね♥
みんな一緒に頑張りましょう。