活動ブログ
2018年9月19日
ENFJ, コラム
本気で「自分と向き合う」=相手のせいにしない
こんにちは。ESFPの大森です。 前回までは、主に成長コースに参加して下さっていた生徒さんにお話を伺いましたが、今回はTypeLab理事長のはるみさんへのインタビューをお届けします。 内容は、「成長コースを受ける上で大切なポイント」について。 これから成長コースを受ける方も、現在受講中の方も、ぜひ参考にしてみてください。
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怒りの原因を、他人のせいにしていた
ー成長コースがスタートしてから、既に7グループ以上がタイプを集中して学んできましたよね。その全てのセッションで教えられているはるみさんから見た、成長コースを受ける上での大切なポイントを教えてくださいますか?
以前記事にもなった成長スピードが速い人の4つのポイントでも紹介しましたが、成長のポイントはいかに自分自身と本気で向き合うか。
これは言い換えれば、なにかトラブルが起こった時に、相手のせいにしない、ということでもあります。
もちろんトラブルが起きるのは全て自分のせいではないですよね。その相手にも一因もある時が多いですが第三者の目線で状況を聞くと大体お互い様ですよね。
ただ普段人は自分を守る為にトラブルの原因は相手と思う傾向があります。
タイプを教えている私でもこの「相手のせいにしない」という姿勢は本当に難しく、よく葛藤しています。
ー具体的に教えていただけますか?
例えば、夫との関係です。
以前はセッションが上手くいかなかったりして心がモヤモヤしていると、その気持ちに気がつかないまま、家に帰宅し夫にものすごくキツイ目線で夫をジャッジしてました。
「この人まだゴミ捨ててないじゃん」「また置きっ放ししてる。。。」
自分の心の揺れを認識していないので、全て相手のせいにしていました。喋るときもキツイ言い方で責めてました「なんでまだゴミ捨ててないの?!」。
夫は私が突然キツイ言葉で責めると理解出来ず私を疎外しようとして、そこで私はもっと燃え上がるパターンがありました。
でも自分のイライラの原因を自分で突き止めた後は夫に八つ当たりすることもなくなり、また八つ当たりする自分に気がついて反省したことで悪いパターンが生まれる回数が減りました。
「相手が悪い」で終わると悪いパターンはずっと続きます。自分にも原因があるかも?
と考えることで、そのパターンを断ち切ることが出来るんですよね。
今では夫に「私は今日セッションで気持ちが乱れてるから優しくしてほしい」と言えます。
ただの八つ当たりをしなくなったことで、夫も普通に私のほしい優しさを示してくれるようになりました。
ーご自身の感情の揺れにあまり気づいてなかったんですね。
はい、全く気がついていませんでした。そして「相手が悪い」でおしまい。そうなると、自分の考えをサポートしてくれる人の意見だけを聞いてしまい、自分自身が成長できないまま状況も変わらなかった。
ー相手のせいにしなくなったキッカケというのは、何だったのでしょうか?
やっぱり何十年の経験が自分に染み込んでるので嫌な経験をしたらすぐ相手のせいだと思いますが、そのすぐ後自分と向き合う様になりました。
タイプを勉強し自分を理解してからですね。随分と自分自身の気持ちに気が付けるようになりました。
グループセッションでよく出て来るパターンはトラブルを掘り下げて行くと自分の原因が見えて来るんですよね。
相手のせいで終わらせたら本当の解決にはならないです。 自分の行動、考えにも原因があるって分かったらトラブルも解決できるって分かってから自分と向き合いたくなりました。