活動ブログ
2018年6月24日
夫婦関係, ESFP, ESTJ
タイプの違いの理解=夫の理解? 夫婦の救世主となった、タイプの知識
こんにちは。ESFPの大森です。
前回まではISTPとINFPの親子関係に関する記事をお届けしましたが、今回は私自身の学びについて書いてみたいと思います。
2年ほど前からタイプの勉強を始め、現在は成長コースを終えトレーナー養成コースを受講中。
日々皆様と一緒にタイプの世界の奥深さに魅了されている最中です。
2年間の学びと、学んだ結果得られたものがあまりにも私にとって価値があったので、同じタイプの方にも、そうでない方にも、参考になればと思いシェアさせていただきます。
*** 典型的な感情タイプの私と、思考タイプの夫。
タイプを学んだ今だからこそ分かることですが、今から8年前に結婚した時はタイプの知識はおろか心理学の基礎知識もありませんでした。
些細な喧嘩は「男女の脳の構造の違いだろう」程度に受け止め、仲良く新婚生活を謳歌していたのです。
ところが、そんな平和に陰りが見え始めたのは産後、娘を出産した病院での夫のある一言がキッカケでした。
初の出産で精神的にも体力的にも限界を感じ、更には全く上手くいかない母乳育児でストレスを感じていた私に、夫が何気なく病院内に貼られた“母乳育児推進”のポスターを見て、こう言ったのです。
「じゃ、うちも母乳でよろしく!」
今となっては、ただ単にポスターを見て思ったままを口にしただけの、悪気のない言動だと理解できます。
ですが当時の私は精神も肉体もボロボロだった為、「私がどれほど痛くて眠い思いをしているのか知ってるの?何を気安く言い放ってるの?」と憤慨し、
思いやりや労いの言葉がないことに対し失望し、そして悲しみ、怒り、即「こんな人とはやっていけない」と決め付けました。
それからは夫=理解できない人間 となり、事あるごとに夫の行動・言動にイライラする毎日。
ですが、娘の成長と共に徐々にイライラは落ち着き、「あれは俗に言う産後クライシスだったんだな」と思っていました。
ところが。
産後クライシスが終わっても娘が幼稚園にあがっても、相変わらず夫の言動が理解できないのです。
「何でこんな言動をするの?」「少しは思いやりとか共感とか出来ないの?」という怒りが消えることはありませんでした。
普通の時は問題なかったのですが、例えば住宅購入のことで意見が合わない時。
立地を重視する夫と、建物や内装の美しさを重視する私とで揉めていると、急に「じゃ、もう買わない」と住宅購入そのものを覆す発言をしたり。
アンガーマネージメント、心理学、スピリチュアル系、ハウツー系…元々読書が好きなこともあり色々な本を読み漁りましたが、抜本的な解決に繋がる知識は得られずじまい。
ひとたび感情的な喧嘩になるとお互い止まらず、随分悩んでいました。
夫への愛を取り戻すまでですが、幼稚園のママ友に勧められタイプセッションを受講してみて、1年ほど経った頃でしょうか。
自分のタイプを間違えてみたり、タイプ集まりで傷ついたり、セッションで感情的になり先生に喧嘩を売る、など色々な経験を経て変化した私を見て、夫が少しずつ変わって来たように思えたのです。
そして、夫婦3組で行われるセッションに参加してくれることになりました。
その時が、一番目のターニングポイントだったかもしれません。
その日のセッションで、今まで曖昧でバラバラだったタイプの知識が、統合されたように頭の中で一つになりました。
今まであやふやだった夫のタイプも、ESTJでほぼ間違いないだろうと確信。その後は狂ったようにESTJやタイプの勉強をしました。
その後起こった変化を一言で言うと…「夫婦仲の驚くべき改善」でしょうか。
まず、喧嘩発生から解決までの時間が短くなりました。
普通のご夫婦なら喧嘩を翌日に持ち越さないのは当たり前の事かもしれませんが、我が家では一度ヒートアップした喧嘩は留まることを知らない濁流のようなものだったのです。
これは、ESTJの方に響くワードや問題解決スタイルの研究、主観的になりがちな自分を無理やりにでも客観的に見る癖をつけるというアプローチが有効だったのかな、と考えています。
具体的には、喧嘩が始まったらまずノートパソコンを取り出す。ここで客観的になることができました。
そして書き出してみることで自分の主張、根底にある本当の気持ち、互いの発言の矛盾点が可視化でき、一度喧嘩すると感情が突っ走ってしまいがちであった我が家には非常に有効な方法でした。
ここにも書ききれないほどの変化はまだまだがありましたが、一番は、夫への純粋な愛情を取り戻したところでしょうか。
相手を理解しようと努める過程で、相手の悪い部分ばかりを見ていたことにも気がついたのです。
良いところが随分と見えるようになったこと、相手の真意が少しずつ見えてきたこと、そして自分自身が主観的な反応ばかりしていたことに気づいたこと…
そんな変化を経て、結婚当初の愛情を取り戻すことが出来るようになりました。
相手を本当に理解するまでにはまだまだ至ってはいませんが、平凡で波風の少ない生活に、心から感謝しています。笑